・matterport(マーターポート)のデータは自社で保存できないの?
・matterport(マーターポート)のデータはバックアップは取れるの?
・matterport(マーターポート)のデータは後から編集できるの?
・matterport(マーターポート)のデータはオフライン広告には向かない?
この記事を読むと、
・matterport(マーターポート)のデータは保存の仕組みが分かります
・matterport(マーターポート)のデータはバックアップ可能なデータが分かります
・matterport(マーターポート)のデータが編集可能かどうかが分かります
・matterport(マーターポート)のデータをオフライン広告に活用する方法が分かります
matterport(マーターポート)のデータは自社で保存できないの?バックアップは取れるのか?などの疑問をお持ちではないでしょうか?この記事では、matterport(マーターポート)のデータがクラウド上に保存が可能であることや、バックアップが可能であることを詳しく解説しています。データの保存やバックアップについて疑問をお持ちの方は、ぜひ一読してみてください。
Contents
matterport(マーターポート)の撮影データはクラウド上に保存

matterport(マーターポート)のデータは、matterport(マーターポート)社のクラウド上に保管される仕組みです。そのため自社でデータとして保存はできない仕様となっています。データとして保管できないのは、matterport(マーターポート)社がクラウドサービスにて展開しているためです。そして、matterport(マーターポート)社が提供するクラウドサービスには以下の4つのプランがあります。
2.スタータープラン
3.プロフェッショナルプラン
4.ビジネスプラン
ここからは、各プランの詳細を解説していきます。
・Freeプランの詳細
Freeプランは個人向けのサービスです。利用料は無料ですが、ホームページ上に公開できるスペースが1つ、管理者権限が1人のみという特徴があります。手軽さはありますが、正確な3Dスキャンや間取り図作成に対応したPro2カメラがサポート対象外のため、matterport(マーターポート)サービスのメリットを十分には活かせないことがデメリットです。
・スタータープランの詳細
スタータープランは月額9.99ドル(日本円で約1,088円)。ホームページ上に公開できるスペースが5つとGoogleストリートビューに期間限定で公開できる内容が加わったプランです。ですが、Freeプラン同様、対応カメラにPro2カメラがないため、事業で活用するには不十分と言えるでしょう。
・プロフェッショナルプランの詳細
プロフェッショナルプランは月額69ドル(日本円で約7,561円)。matterport(マーターポート)社のすべてのカメラに対応しており、管理者権限も5人、ホームページ上に公開できるスペースが25個とmatterport(マーターポート)をはじめて事業に活かす際におすすめのプランです。管理者権限も5人まで対応しているので、チームで運用したり、クライアント側で編集もできるよう権限を与えることも可能です。
・ビジネスプランの詳細
ビジネスプランは月額309ドル(日本円で約33,800円)。ホームページ上に公開できるスペースが100、管理者権限20人と大規模な運用をする際に適したプランです。トラフィックレポートのエクスポートにも対応し、matterport(マーターポート)利用に関するさまざまな検証にも適しています。
以上がmatterport(マーターポート)社のクラウドサービスプランです。事業に活用するならば、matterport(マーターポート)社のサービスを十分に活用できるプロフェッショナルプラン以上がおすすめです。その理由は3つあります。
2.間取り図が作成できないこと
3.管理者権限の人数
Pro2カメラ以外では、スキャン性能は誤差4 ~8%と正確でないこと、間取り図(ドールビュー)が見れないこと。管理者権限がひとりのみだと編集権限が欲しいというクライアントの要望に応えられません。これらの理由から、matterport(マーターポート)を事業で活用するにはプロフェッショナルプラン以上がおすすめです。
matterport(マーターポート)データはあとからでも編集可能

matterport(マーターポート)のデータがクラウド保存だと編集がうまくできないのでは?と不安を覚える方もいるかもしれませんが、心配ありません。編集権限がある人ならば、あとから動画や写真を追加したり、ウォークスルーの速さを調整したりなどの編集があとからでも対応できます。さらにHightlight Reelという機能で、見せたいものへ自由に誘導するスライド編集も可能です。また、編集権限をクライアントにも渡せばクライアント側でも自由に編集ができるようになります。
matterport(マーターポート)データのバックアップはスキャンデータなら可能

matterport(マーターポート)のデータは保存できないという説明をしましたが、スキャンデータならばバックアップが可能です。(ここでいうスキャンデータとは空間を読み込んだデータのこと)空間のスキャンは回数を重ねれば当然容量も取られます。そのため、スキャンデータであればバックアップが可能となるのです。
スキャンデータはMatterport Capture(App Storeでダウンロード可能)がインストールされたiPad、最新OSのPCにバックアップができます。また、バックアップするのにiExplorer 4が必要です。
・WindowsOSの場合は注意が必要
matterport(マーターポート)サービスはMacOSに適したサービスとなっており、WindowsOSの場合だと1点注意するポイントがあります。それは、Apple iTunes for Windowsが最新バージョンであることです。最新バージョンでないと機能しないため、WindowsOSの場合は各種アップデートは常に最新にできるよう気をつけましょう。
matterport(マーターポート)データのURLをQRコードに変換すると広告に活用可能

matterport(マーターポート)のデータがクラウド保存だとチラシなどの広告に使いづらいのでは?と疑問に感じる方も多いのではないでしょうか。その場合はmatterport(マーターポート)のURLをQRコードに変換して広告に活用することで解決できます。QRコードであれば、紙面広告でもスマートフォンから簡単にユーザーがmatterport(マーターポート)のデータにアクセスして体験が可能となります。
まとめ:matterport(マーターポート)はクラウドサービス
ここまでmatterport(マーターポート)のデータ保存について解説をしてきました。ここでmatterport(マーターポート)のデータについてまとめます。
・matterport(マーターポート)社のクラウドプランはプロフェッショナル以上がおすすめ
・matterport(マーターポート)データはあとからでも編集可能
・スキャンデータならばバックアップ可能
matterport(マーターポート)社はクラウド上でサービスを展開しているため、自社管轄でデータを保存はできないものの、動画や画像の追加もあとからできたり、編集権限を指定できるので安全性も高いことが分かります。クラウドサービスに関して不安を持っている方も安心ですので、matterport(マーターポート)導入を検討してみてはいかがでしょうか?
