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メタバースとは?できること9選|メタバースビジネス参入企業も紹介

悩めるオーナー
悩めるオーナー

・メタバースって最近よく聞くけど何ができるの?
・私達の生活やビジネスとの関係は?
・具体例を知りたい

上記のようなお悩みをお持ちではないでしょうか?

この記事のポイントは下記の3つです。

・メタバースはリアルと同じようなサービスが可能
・メタバースで具体的にできることを紹介
・メタバースに参入した企業例を紹介

アシスタント
アシスタント

急激に「メタバース」という言葉を耳にする機会が増えましたよね。しかし実際にどんなことができるかを理解している方は少数派です。

この記事では、メタバースができること具体例9つをご紹介します。さらにメタバース市場にすでに参入している実績や企業も4つ例にあげました。

メタバースを利用してビジネスをしたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

メタバースとはネット上の仮想空間

メタバースは、メタ(=超越)とユニバース(universe=世界)を組み合わせた造語です。

インターネット上で展開される仮想空間でさまざまなサービスを利用でき、3Dグラフィックの世界をリアルタイムで楽しめます。

メタバースは大きなビジネス市場になる

Facebook社は、2021年10月に社名を「メタ(Meta)」に変更し、メタバース事業に100億ドル(約1兆1400億円)の投資をすると発表しました。

カナダのエマージェン・リサーチ社の調査と予想では、2020年時点でメタバース関連の市場はすでに100億3000万米ドルに達していると報告しています。すでに巨大産業と言えますが、2030年に5,275億8000万米ドル規模の市場に成長すると試算されています。

参考:2028年に8,289億5,000万米ドルに達する世界のメタバース市場規模

メタバースついてもっと深く知りたい!と思っていませんか?そんな方のために「メタバースとは?VRとの違いと今後のビジネスチャンスを解説」という記事があります。メタバースやVRでの集客を考えている方はこちらも参考にしてみてください。
・参照元URL:https://360vr.hopelivs.jp/vr360/metaverse/

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メタバースでできること具体例9選

近い将来に巨大産業に発展すると予想されているメタバース市場ですが、具体的にどのようなことができるでしょうか。

1.ゲーム
2. 会議・共同作業
3.研修
4.アルバイト
5.音楽ライブ・イベント
6.ショッピング
7.旅行
8.不動産売買
9.アート売買

ビジネス展開のイメージを描けるよう具体例を9つ紹介していきます。

1.ゲーム

メタバースと一番親和性が高いのがゲームです。身近な例はこちらの3つのゲームです。

・あつまれ どうぶつの森
・マインクラフト
・フォートナイト

自分のアバターが仮想空間で自由に作業ができ、他のユーザーとも自由に交流ができます。プレイヤー数も多いのが特徴です。

さらに注目されているのがNFTゲームです。「NFT」とは「ノン・ファンジブル・トークン(代替不可トークン)」の略で、仮想通貨にも使われているブロックチェーン技術によって唯一無二である証明書を付与されたデジタル資産を指します。

ゲーム内で入手したカードや武器、自作のアイテムなどは、ブロックチェーンの技術で所有者として記録されます。ゲーム内で手にしたアイテムの取引などでお金を稼げるとして注目を集めています。

2. 会議・共同作業

メタ社が提供するVRアプリ「Horizon Workrooms」では、ヘッドセットを装着することで、VR会議に参加したり自分のパソコンをメタバース上で操作したりできます。参加者同士で画面共有でき、共同作業も可能です。

株式会社Number (代表取締役社長 小林 涼菜)では、今後の会議をメタバース上で行うと発表しており、メタバース会議を取り入れる企業はご今後も増えそうです。

3.研修

一般的に研修と言えば、本社や研修所に集まり一斉に進めるものでした。

しかし近年では感染症対策のためにリモートで行われる機会も増えました。しかしWeb通話のみでは臨場感に欠け、モチベーションも上がりません。

メタバースであれば、近くにいる人の声は近くから聞こえ、遠くにいる人の声は遠くから聞こえるなど臨場感を感じられます。

対面の緊張感もあり、現実では実現できないようなコンテンツもメタバース上では可能です。

4.アルバイト

メタバース上で仕事の募集や採用も始まっています。「メタジョブ」では、メタバース内での仕事のマッチングを行っています。

仕事例をいくつかご紹介しましょう。

・オンライン接客
・ゲームマスター
・ライブ配信のキャスト

三越伊勢丹では百貨店内での接客スタッフを募集しています。その他メタバース上で行われるイベント案内スタッフなどの募集もあるようです。

ゲームマスターとは、カラオケ店にいるプレイヤーに対して、アバターでゲームの案内役をします。

ライブ配信キャストでは自分のアバターでライブを不定期で行うものです。このようにアバターで活躍する人材が求められています。

参考:メタジョブ

5.音楽ライブ・イベント

アメリカの人気歌手ジャスティンビーバーは、2021年11月19日にバーチャルライブを開催。メタバース上でアバターになったジャスティンがパフォーマンスを繰り広げました。

ライブを視聴しているファンは、チャットでメッセージを送ったり、他の視聴者と会話したりなど交流を楽しめました。

日本でも「RADWIMPS」「東京事変」「星野源」などの人気アーティストがバーチャルライブを開催しています。

6.ショッピング

メタバース上のショッピングも注目されています。

一番大規模なイベントはHIKKYが主催する「バーチャルマーケット」です。HIKKYは、VR/AR領域での大型イベントの企画・制作・宣伝、パートナー企業との新規事業開発を主業務とするVR法人で、2018年に第1回『バーチャルマーケット』を立ち上げました。

『バーチャルマーケット2021』では、過去最大数の計約80社の出展数を誇り、「バーチャルリアリティマーケットイベントにおけるブースの最多数」としてギネス世界記録™に認定されています。

出店した企業例としてはBEAMSや大丸松坂屋などがあります。

また凸版印刷は、2021年12月15日より「Metapa(メタパ)」という仮想空間上で実際のモノをショッピングができるスマホアプリを開始。

友人と一緒に店舗を回れ、チャットや音声通話にも対応しています。24時間営業のうえスマホひとつで済むため、ネットショッピングの次世代型として注目です。

7.旅行

VRを利用した旅行はすでに人気になりつつあります。

VRで毎日世界旅行をコンセプトにした「どこでもドアtrip」では、ヘッドセットを装着して世界中を巡るバーチャル旅行を数多く企画しています。

メタバース内でも2021年4月に沖縄県では「バーチャルOKINAWA」を立ち上げています。

実際に旅行に行けない場合もVRchat内の国際通りには、お土産店、飲食店、雑貨屋、ホテルなどが軒を連ねており、年間50ほどのイベントが開催されています。

VRを利用したビジネス紹介に興味を持っていませんか?そんな方のために「VRツアーの導入は「おすすめ」なのか?特徴や活用事例から紐解く!」 という記事があります。VRツアーは何がよいのか、おすすめする理由を詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
・参考URL:https://360vr.hopelivs.jp/vr360/vr-tour/

8.不動産売買

仮想空間で不動産売買と聞くと不思議な感じがしますが、ディセントラランドやザ・サンドボックスなどのプラットフォームでは、NFT技術を利用してデジタル不動産を販売しています。

このデジタル不動産の価格が高騰していると話題になっており、すでに1億ドル以上の金額が動いたと報じられています。転売や賃貸による収益を生むと期待されていますが、実際の運用はこれからといったところです。

参考:5億円で売買も、仮想空間「メタバース」の不動産が高額取引のワケ《楽待新聞》

9.アート売買

デジタルのイラストなどはコピー可能で、今までは紙に書かれたイラストに比べて価値が低いとされていました。しかし、NFTの技術によってデジタルアートの所有者を証明できるようになりました。

さらに転売も可能で、デジタルアートの価格が高騰しています。2021年2月25日に大手アートオークション企業クリスティーズ社より出品されたBeeple氏のデジタル作品「Everydays – The First 5000 Days」は、最終的に約75億円で落札されました。

保持しているデジタル作品をメタバース上に個人的に展示したり、企業や美術館、大学などが主催で展覧会や美術展を開催したりできます。

参考:75億円のNFT作品落札者は世界最大のNFTファンド創設者・Metakovan

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メタバースビジネスに乗り出した企業例

次に日本企業のメタバースビジネス参入例をご紹介します。

1.VR法人HIKKY:バーチャルマーケット2021
2.渋谷5Gエンターテイメントプロジェクト
3.SANRIO Virtual Fes in Sanrio Puroland
4.グリー(REALITY)

大手企業が続々と参入しています。

1.VR法人HIKKY:バーチャルマーケット2021

ショッピングでもご紹介しましたが、HIKKYが主催する「バーチャルマーケット2021」では、ギネス記録になるほど多数の企業が参加しました。IT系の企業はもとより、物販系の企業も多く参入し来場数も100万人を超えました。

 参加企業例:LAWSON・高島屋・大丸松坂屋・BEAMS・Disney・Sony・SMBC日興証券・JR東日本など

2.渋谷5Gエンターテイメントプロジェクト

KDDIと渋谷未来デザインが中心となり第5世代移動通信システム5Gを活用した時代のエンターテイメント体験を提供するのが渋谷5Gエンターテイメントプロジェクトです。

2021年8月に期間限定で開催されたイベントでは73社が参加しています。

10月には ハロウィンフェスも開催。イベントに「アバターでアルバイト」する機会も提供しています

3.SANRIO Virtual Fes in Sanrio Puroland

SANRIO Virtual Fes in Sanrio Puroland」は、2021年12月11日・12日にVRchat内の仮想空間“バーチャルサンリオピューロランド”で行われた音楽フェスです。

地下5階の巨大空間にアーティスト、バーチャルアーティスト、サンリオキャラクターらが出演。参加者同士のコミュニケーションも楽しめる世界最大級のイベントとなりました。

イベント会場への入場にはチケット購入が必要で、購入者はすべてのフロアを自由に行き来しライブを視聴できます。初音ミクをはじめ総勢52組のアーティストが出演し盛り上がりを見せたようです。

4.グリー(REALITY)

グリー株式会社は、100%子会社のREALITY株式会社を中心にメタバース事業に参入しています。

今までもアバターによるバーチャルライブを全世界63の国と地域に数年前から展開していましたが、今後2-3年で100億円規模の事業投資を行い世界数億ユーザーの獲得を狙っています。

社長の荒木英士氏もアバターDJ RIO氏で仕事しているそうです。

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メタバースはこれから!ビジネス参入に乗り遅れないようにしよう

日本ではメタバース関連の法整備が整っておらず、未知数な部分も多いのが実情です。

またヘッドセットの購入と装着が必要なのもハードルの一つであり、さらにバブルだという見方も一部ではあります。

しかし次世代のSNSとして注目されており、世界中の企業が参入しているのも事実です。未知ではありますが、これから注目の市場なのは間違いありません。

注目のメタバース市場へのビジネス参入を検討してはいかがでしょうか。

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